広告 LOLの基礎知識

【LoL】シュラインがあってもドラゴンは狩れる|半径525の外から引っ張る方法

敵がスカトルを取り、
ドラゴンピットの前に駿足の霊場(Speed Shrine)が立っている。

以降、シュラインと呼ぶ。

敵のシュラインがある状態でもドラゴンに向かいやすいのは、
一般的には青(下)チームの時だ。

ドラゴン裏のブラストコーンが使えるので、
あまり抑止力にはならない。

しかし、この状況で赤(上)チームでドラゴンに向かうプレイヤーは、
ほとんどいない。

そして

「相手が赤チームなのであれば、シュラインがある間、ドラゴンは安全だ」

暗黙の了解となっている。

暗黙の了解ではあるものの、
これは正しくない。

シュラインが敵に与える視界は半径525。

そこから外れてさえいれば、
ドラゴンを殴っていてもミニマップには映らない。

しかし、壁抜けスキルがないのに、
どうやってシュラインに守られたドラゴンを赤チームで狩るのか?

LOLALYTICS 2026/09/14

チョ=ガス、ヴィエゴ、シヴァーナ、ノクターン。

こういったチャンピオンでも、
シュラインに守られたドラゴンを安全に狩る方法がある。

この記事でわかること

  • シュラインの仕様と、避けるべき半径525
  • 敵に気づかれる経路は3つしかなく、危険度がまるで違うこと
  • シュラインを踏まずにドラゴンを殴る4つの方法
  • ドラゴンを引っ張る手順と、失敗した時のリカバリー

この記事はパッチ26.18の時に執筆されました。

シュラインの仕様

スカトルを倒すと、
ドラゴンピット前の川に駿足の霊場(Speed Shrine)が生成される。

先に数値を出しておこう。

今回の記事では、

「相手がスカトルを狩っている」

という前提の記事なので、
2番しか使わない。

壊せないワードだと思えばいい

シュラインは倒したチームにだけ視界を与える。

つまり敵シュラインの範囲に自分が入った瞬間、
敵チームはこちらを視認し、
ミニマップに映る。

逆に言えば、
半径525の外にいる限り、
ドラゴンを殴っていても映らない。

ターゲット不可のため攻撃して壊すことはできない。90秒間置かれた、絶対に壊せないワードである。

引っ張るのは半径525の外に出すため

ドラゴンを引っ張る目的はここで確定する。

ドラゴンを半径525の外まで動かせば、そこで殴っている自分も範囲外にいられる。

ピットの中で殴る限り、
自分の体はシュラインの上か、その縁に入ってしまう。

踏むと頭上にマーカーが出る

シュラインの上を歩いたチャンピオンには、
頭上に目のマーカーが表示される。

踏んだかどうかは自分でも確認できるということだ。

※ V9.21で追加された表示。

一瞬踏んでしまった時は、
バレた前提で動くか、
諦めて引くかを即決する。

殴っている間、自分に移動速度は乗らない

移動速度+30%には条件がある。

  • 直近5秒以内にプラント以外へダメージを与えていない
  • ダメージを与える、または受けると即座に解除される

ドラゴンを殴っている間は加速しない。

敵が来て逃げる時も、
一発もらった時点で解除されるため、
シュラインを踏んで逃げ切るという計算は立てない方がいい。

90秒経てば消える

シュラインはスカトルが倒された時点から90秒で消滅する。

敵がスカトルを取った時刻を覚えていれば、
あと何秒待てば普通にピット内で殴れるかが計算できる。

ドラゴン1匹の討伐時間と比べて、
待った方が早いなら待てばいい。

スカトルのリスポーンは2分30秒。次のスカトルを自分が取れば、そもそもこの問題は消える。

バレる経路は3つしかない

ワードがあろうとなかろうと、

「敵ジャングラーがドラゴン狩ってるくらい見なくてもわかれ」

というのが上級者の世界だ。

ただ実際には、
敵がこちらの存在に気づく経路は3つしかない。

この3つは危険度がまるで違う。

「敵に見えている」と「敵が気づく」は別の話である。この記事の要点はそこにある。

1 自分がシュライン、および敵ワードの視界に入る

これだけは避けようがない。

チャンピオンが敵チームの視界に入れば、
敵のミニマップにアイコンが表示される。

LoLプレイヤーは全ての行動に「ミニマップを見る」を挟む。
一瞬でも映れば、まずドラゴンをやっているなと警戒される。

引っ張りという面倒な技術が必要になるのは、
この1番を消すためだけだと言っていい。

2 ピットのワードでドラゴンが見える バレないことが多い

ドラゴンピットの端にワードが置いてあり、
そこでドラゴンを狩っているとする。

自分はワードの外にいるので映っていない。

敵に見えているのは、
攻撃モーションに入り続けているドラゴンだけだとしよう。

その場合はバレない可能性がある。

理由は単純で、

  • ミニマップには「ドラゴンが戦闘している」という情報が出ない

からだ。

直接マップを見て、しかもドラゴンピットに視線を送らなければ気づけない。

マップを直接見る機会は、
プレイヤーが思っているより少ない。

もちろん「ワードを置いたサポートと、ジャングラーはそれくらい見ろよ」というレベルではあるが、マスター未満ならわからないはずだ。

3 ドラゴンが川(シュライン)を通った瞬間にドラゴンが見える 実際はバレない

ドラゴンがシュライン上を通る時、
マップを直接見ていた場合、
ドラゴンが一瞬だけ入る。

理屈の上ではバレる。

しかしどんなに手練れであっても、
通り過ぎる一瞬のドラゴンを確認しているということは、
まず考えられない。

この経路は無視していい。

結論 3は運任せで構わない

1は100%バレる。

ドラゴン近くのミニマップに敵ジャングラーが映っているので、
ピンが鳴り響き続ける。

2は相手チームに手練れがいなければバレにくい。

※ いたらまずバレます🤓

3は運任せでいい。

この狩り方を知っている私ですら、
シュライン上を通るドラゴンには気付けないと思う。

序盤のソロドラゴンが成功しやすい条件

上は大前提であり、
狩るのが遅すぎるなら、別なことをしたほうがいい。

ヴォイドグラブも同じだが、
スマイトを2回使うと楽だ。

開幕のスマイトと最後のスマイト、
スマイトを2連続で撃てるCDが15秒なので、
15秒以内が目安となる。

それ以外は条件を満たしてなくても良い。

「まさか、このタイミングでやるわけないだろ」

と相手が思っている時にやるのが、
戦いというものだ。

シュラインを踏まずにドラゴンを殴る4つの方法

1 壁抜けがあるチャンピオン限定の話で、
本題は2以降だ。

2 ドラゴン前にシュラインがあるのに、
ドラゴンを引っ張るのは直感に合わない動きのはずである。

仕組みは前述した通りだが、
やり方は後述する。

壁抜けスキルが1番手で、遠距離スキルで引っ張るのが2番手。

以降の選択肢はリスクや手間がある。

3 殴るまでに時間がかかるし、
ブラストコーン自体ないことも多い。

4 マスター・イーやオラフでブラストコーンを探しにいって、
ブラストコーンもないし味方ボットもプッシュしてる場合、
タワーダイブかフラッシュドラゴンになりそうだ。

※ 1回やったことがあるかどうかの記憶しかない。

つまり壁抜けスキルがないチャンピオンの場合、敵のシュラインがあったらドラゴン自体を諦めるのが普通だ。
そして青チームの時は、それが暗黙の了解となっている。
「シュラインがある間、ドラゴンは安全だ」と。

シュラインがある時の引っ張りのやり方

複雑なので、
1項目ずつ説明したい。

ミッド側からドラゴンにスキルを撃つ

画像の位置から、ドラゴンに遠距離スキルを撃つ。

ボット側からもできるが、
フェイライトのワードを考えると普通はしない。

ドラゴンを指定位置まで引っ張る

ドラゴンはレンジドのせいか忍耐ゲージが特殊で、
失敗して切れると、シュラインの範囲外に留めておけなくなる。

忍耐ゲージが減らないところまで歩くみたいに、
位置調整することができない。

※ 忍耐ゲージについては後述する。

ただ難度は低くないので、
やり方を覚えて10回くらい練習すれば、実戦でミスることは無いはずだ。

ドラゴンを攻撃した後、
上の位置で待機する。

その後ドラゴンが攻撃モーションに入ったら、
接近して殴ればいい。

(なるべく)やる前にワードを置こう

ノクターンは間に合わないが、
チョ=ガスだとQの遅さの関係か

  • ドラゴンにQ
  • 上の位置まで移動して茂みにワード
  • ドラゴンを殴る

という動きができる。

引っ張った位置で殴り続ける

後は殴り続けるだけ。

スマイトが2個あれば、
最初に1回、最後に1回と使っておこう。

すぐに敵が来たら逃げればいいし、
ドラゴンのHPが残り僅かなら、
倒されてもいいのでスマイト対決に持ち込みたい。

自分でやる場合、ドラゴンがシュラインを踏んでるように見えるはずだ。実際はそこまでギリギリまで引っ張らなくても映らない。

ドラゴンの引っ張りに失敗した場合

ちゃんと練習すれば失敗しないが、
普通の人はLoLが下手なので失敗すると思う。

失敗した場合はどうするのか?

リカバリープランを考えてみよう。

失敗には大きく分けて2パターンある。

  • 引っ張りが足りない場合
  • 引っ張りすぎて忍耐ゲージが切れた場合

1 自分がシュラインを踏んでいなければ、
そのままシュライン上のドラゴンを殴り続けよう。

2 この場合は近寄ってもドラゴンはピット内まで戻る。

あなたは壁抜けスキルがないはずなので、
失敗した場合、
フラッシュでピット内に入ってしまおう。

味方から見たら完全に「怒っている人」だが、
この場合は、
コレが最も良い選択肢となる。

忍耐ゲージとリーシュ範囲(leash range)の仕様

知ってる人は読み飛ばしていい。

引っ張りが成功するか失敗するかは、
忍耐ゲージという仕組みで決まっている。

これは中立モンスター全般に共通の仕様だ。

リーシュ範囲を出ると忍耐が減り始める

モンスターにはキャンプごとに決められた行動半径がある。

これがリーシュ範囲で、
戦闘開始時にキャンプを囲む円として表示される。

※ ドラゴンとヘラルドにもあるが、何故か4秒で消える。また、敵チームからは見えない。

モンスターがこの円の外に出るか、狙っている相手を見失うと、忍耐が減り始める。

モンスターと相手の距離は直線距離ではなく、歩いて移動する経路の距離で判定される。壁を挟んだ向こう側は、見た目より遠い。

ゼロになると6秒の猶予がある

忍耐がゼロになっても、
いきなり全回復するわけではない。

まず6秒間のソフトリセットに入る。

この6秒の間に、
リーシュ範囲の内側でモンスターを攻撃すれば、ソフトリセットは中断される。

忍耐が少し回復し、
さらに1.5秒間は忍耐が減らなくなる。

6秒を過ぎるとハードリセット

6秒間放置すると、
今度はハードリセットに入る。

こうなると手が付けられない。

元の位置に戻ってから2秒後、
2秒かけて忍耐も元に戻る。

つまり引っ張りの失敗には二段階ある。ソフトリセットの6秒以内に殴り直せば取り返せるが、ハードリセットまで行くとドラゴンはピットに帰り、体力も全快する。

ドラゴンの位置調整が難しい理由

ここまでが全モンスター共通の仕様だ。
ではなぜドラゴンの引っ張りだけが難しいのか。

1 境目が見えない

メレーモンスターなら、
攻撃範囲がそのまま境目になる。

殴られるか殴られないかの線が、
目で見てわかるということだ。

ドラゴンはレンジドなので、
この線が引けない。

2 下がっても解決しない

ならば攻撃範囲の少し外側に立てばいい、
と考えたくなる。

射程が長いのでこれではダメで、
結局もっと下がることになる。

ところが下がりすぎると、
自分がリーシュ範囲の内側にいるのに忍耐ゲージが切れる上に、ハードリセットがかかる。

メレーモンスターで通用する
「忍耐が減らないギリギリまで離れる」という調整が、
ドラゴンでは機能しない。

3 立ち位置を選べない これが本質的な原因

そこへシュラインの視界が加わる。

殴っていい場所は「半径525の外」で固定されてしまう。

  • 最初に撃つのはココ
  • 撃った後に待機するのはココ
  • 殴り始めるのはドラゴンが攻撃モーションに入ってから

と、手順がピシッと決められている。

状況に応じて位置を調整するのではなく、
決まった型をなぞる作業になる。
だから覚えるまでが面倒なのだ。

クラシックをやってみればわかるが、昔はジャングル内の中立モンスターにもレンジドがいた。今はメレーばかりなので、ドラゴンを引っ張る時におかしな感覚になるのは当然なのである。

終わりに

基本的には、こういう細かい技術は
マスターに到達してから練習することをオススメする。

しかし、チョ=ガス、ヴィエゴ、シヴァーナ、ノクターン。

冒頭でも書いたこれらのジャングラーがメインならば、
あなたがエメラルドくらいでも練習する価値は高いはずだ。

戦術の、その先へ

「LoLが上手くならないのは、操作技術以前に、このゲームへの“向き合い方”の問題ではないか?」一度でもそう疑ったことがあるなら。

その“向き合い方”を、社会学・心理学・行動経済学で解きほぐすのがこのニュースレター。週1の長文を、北川楓が書いている。

有料note

-LOLの基礎知識
-