トップレーンを代表するチャンピオンは、ダリウス、ガレン、エイトロックス、ジャックス、セトだ。
これらはトップレーンの顔であり、常にピック率が高い。

今回はメインスキルであるQにバフが入り、レベル9以降は大きく強化された。
スキルレベル4までは9 / 8 / 7 / 6秒と1秒ずつ短くなるが、スキルレベル5では一気に4秒となり、2秒短縮される。
このような短縮幅は、LoLでは初めてではないだろうか。
この記事でわかること
- ダリウスは1対1が最後まで強いが、スノーボールしないと集団戦で機能しにくい
- 基本の勝ち方は、序盤の戦闘で勝ってスノーボールすること
- キーストーンは嵐乗りの勇躍と征服者を使い分ける
- サモナースペルはフラッシュを固定し、ゴースト、イグナイト、イグゾーストを使い分ける
- ビルドの軸は「オールインで勝てるなら機動力、勝てないならステータス」
- スノーボールしているならデッドマンプレートか自然の力を買う
難しいチャンピオンだが、できるだけわかりやすく解説する。
この記事はパッチ12.12で執筆され、パッチ26.21でエバーグリーン記事としてリライトされました。
ダリウスのストーリー
- 序盤に戦闘をしてキルを取ってスノーボールを狙う
- スノーボール後は機動性の高いアイテムを買う
- ドラゴン4つ取って勝利
序盤に戦闘をしてキルを取ってスノーボールを狙う
レベル11あたりまで何も起きなければ、試合に負けると思っていい。
積極性が求められるチャンピオンである。
基本レーンは強いので、ハニーフルーツやヴォイドグラブ戦周りなどを詰めておきたい。
スノーボール時は機動性の高いアイテムを買う
1対1は最後まで強いが、スノーボールしていないと集団戦で機能しにくい。
デッドマンプレートなどの移動速度装備がなければ、ゴースト中以外は集団戦で戦えないからだ。
ただし、対面と五分の状況でデッドマンプレートを買うと、1対1で勝てなくなる。
ドラゴンを4つ取って勝利
その前に試合を終わらせたいが、多くの試合ではリードを保ったまま4つ目のドラゴンを獲得することが勝ち筋になる。
ダリウスのルーン
キーストーン候補は次の2つだ。
- 征服者
- 嵐乗りの勇躍
迷ったら征服者でよい。相手にシールドがある場合を除けば、嵐乗りの勇躍も強い。
たとえばガレンやサイオンに嵐乗りを選ぶと、相手のWを合わせられて嵐乗りが発動しにくい。
ナサスやイラオイには嵐乗りが有効だが、征服者を選んだからといって終わるわけではない。
メイン栄華
征服者では、ファーストアイテムにストライドブレーカーが選ばれることが多い。
- 征服者
- 凱旋
- レジェンド:迅速
- 背水の陣
- 息継ぎ+超成長
- アクシオムアルカニスト+追い風
2 ダリウスに慣れていないうちは、冷静沈着がよいと思う。
Eがレベル1の時は、マナコストが70もあるからだ。
コンボの選択肢が少ないうちは、チャンス時にマナが足りず、Rを使えなくなることが多い。
※ メインダリウスならありえないことだが、たまに使うくらいだと頻繁に起きる現象だ。
3 ダリウスはレベルアップによる攻撃速度があまり伸びない。
4 必ず背水の陣で。
5 迷ったらこれでよい。
6 レベル6時のオールインが強くなり、ゴーストも少し強くなる。
ゴーストを入れ替えるなら追い風も入れ替える必要がある(気持ち的に)。最初は息継ぎ固定がおすすめだ。
メイン魔道
- 嵐乗りの勇躍
- アクシオムアルカニスト or ニンバスクローク
- 追い風
- 強まる嵐
- 凱旋+レジェンド迅速
- 息継ぎ+超成長
2 好みで選んでよい。
3 嵐乗りがあるため、イグナイトやイグゾーストでも使いやすい。
4 ほかに有力な選択肢がないため、これでよい。
ダリウスの強まる嵐はあまり当てにならず、30分を過ぎても「征服者より強いかもしれない」程度の効果しかない。
5 相手がメレーなら、だいたいこれでよい。
6 相手がレンジならこれを選ぼう。
ダリウスのパッシブで増えるAD
強まる嵐が当てにならない理由を説明する。
| レベル | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 追加物理ダメージ | 30 | 35 | 40 | 45 | 50 | 55 | 60 | 65 | 70 | 75 | 85 | 95 | 105 | 130 | 155 | 180 | 205 | 230 | 255 | 280 |
計算式:レベル10までは1レベルごとに+5、レベル13までは1レベルごとに+10、それ以降は1レベルごとに+25。
つまりレベル20では、5スタックパッシブを発動できるかどうかが重要で、ダリウス自身のADはそれほど必要ではない。
ルーンのかけら(シャード)
- 攻撃速度
- アダプティブ or 移動速度
- 体力+65 or 行動妨害耐性
2 基本はアダプティブ。
相手がレンジなら、移動速度は機能しやすい。
3 基本は体力+65。相手にスロウやスタンなどがあるときは、行動妨害耐性だ。
行動妨害耐性のスケーリングはHPスケールより高いため、ダリウスでHPスケールを選ぶ優位性はないと考えてよい。
ダリウスは1キル取った後にカルを買っても弱い、唯一のADチャンピオンかもしれない。
とにかくスタックを溜めるには、耐久力や行動妨害耐性が必要になる。
サモナースペル
- フラッシュ+ゴースト
- フラッシュ+イグナイト
- フラッシュ+イグゾースト
1 ダリウスの基本。
ダリウス側がフリーズしているとき、相手がスキルを外したときにゴーストを使ってキルを取る。
近くでジャングラーが戦っているときに、ゴーストを使ってキルを取る。
5対5の集団戦でパッシブが発動したら、ゴーストを使って後衛をキルする。
活躍する場面が多い。
2 イラオイなど、特定の相手に持っていくとよい。
ただし、嵐乗りや移動速度装備と一緒に使わないと、中盤以降は機能しにくい。
イグナイト・ブラッドミアと同様に、スノーボールさえできれば征服者でも問題は起きない。
3 ダリウスは戦闘時間が長いほど強い。
そこでイグゾーストを選ぶ。
ただし、スロウ効果がWやEと重なり、ダメージ軽減効果も特殊なため、サポートと同じようにイグナイトのほうが使いやすい。
ガレンのQに合わせて使い、嵐乗りを封じるなど緻密な判断が必要になる。マスター以上になったときに選ぶのがよさそうだ。
スキルオーダー
- レベル1でQかW
- レベル2でQかW
- レベル3でE
- レベル4以降はR>Q>E>W
1 戦う直前に取るとよい。
Wを取るとレベル1の2対1では勝てないが、Qを取れば2対1でも勝てる場合が多い。
ダリウスでは重要なポイントなので、覚えておこう。
今回からはレベル9でQのCDが6秒から4秒へ一気に減るので、覚えておこう。
簡単なコンボなど
- AA>W
- AA>W>Q
- AA>W>Q>AA>E>AA>R
- E>Q
- E>AA>W>Q
- 5スタック溜める>E>相手が無敵スキルを使ってるかどうか確認する>使ってなかったらR
1 誰でもできる基本コンボ。
2 WのモーションはQでキャンセルできる。
3 5スタックをためてRを撃つコンボ。
4 1対1ではあまり使わないが、集団戦ではよく使う。
Eを複数人に当てると回復量も増えるため、逃げるときにも使うことが多い。
5 レーンでこれをすると負ける。
ダメージとマナ消費が見合っていないからだ。
青バフが手に入れば、積極的に使おう。
6 メインダリウスがしてくるコンボで、ガレンのQサイレンスからのRと仕組みは一緒だ。
しかし実際には、最速に近いタイミングで出すには連打してないと難しいので、難しいコンボである。
※ おそらく、Eで相手が動くためだろう。
というわけでケイルRなどを使う場合、ダリウスRではなくダリウスQに合わせるほうがいい。
「Eを最初に使うとダリウスは勝てない」は有名な話で、最初に矯正される点でもある。
ダリウスのアイテムビルド
スタートアイテム
- ドランブレード+体力ポーション
- ドランシールド+体力ポーション
1 基本。
メレー相手には、なるべくドランブレードを選びたい。
2 レンジ相手はこちら。
息継ぎが有効な相手に選ぶイメージでよい。
よくわからないなら、毎回対戦前に調べよう。
ある程度名のあるプレイヤーは、ピック画面で統計サイトを開いている。
ブーツ
ダリウス側のオールインが圧倒的に強い場合は、最初にブーツを買うのが有効だ。
- プレートスチールキャップ
- マーキュリーブーツ
- スイフトネスブーツ
- グラトナスブーツ
1と2 対面のダメージに合わせて選ぶ。
3 スロウ対策か、スノーボール時に選ぶ。
五分の状況のメレー相手には履かないように。
4 ヨリック相手に履くとよい。
ファーストアイテム
- 妖夢の霊剣
- ストライドブレーカー
- ショウジンの矛
- トリニティフォース
- マルモティウスの胃袋
- ブラッククリーバー
1 嵐乗りの基本的な選択肢。
2 征服者の基本的な選択肢。
3〜6 モルデカイザーのR中に長く殴り合うような、ステータス勝負で強い。
QのCDが下がったため、パッチ26.21で買うならショウジンの矛だろう。
対面との1対1で勝てるなら、次に必要なのは機動力だ。これがジャガノートの考え方である。
ソロキューのトップで最も避けるべき事態は、1対1で負けるのに機動力を上げていくことだ。
セカンドアイテム
- ステラックの籠手
- ショウジンの矛
- デッドマンプレート
- 自然の力
- 妖夢の霊剣
1 デッドマンプレートを買うと対面に負けそうな場合は、必ずステラックの籠手を買おう。
ダリウスは基礎ADが高いので、ステラックの効果も高い。特にストライドブレーカー時に買う機会が多い。
2 今ならセカンドはステラックより、ショウジンのほうが強い可能性も高い。
3 理想的なセカンドアイテムだが、何も考えずに買って試合で活躍できるわけではない。
対面との殴り合いに勝てないのに、ラヴァナスハイドラではなくストライドブレーカーを買うオラフのようなものだ。
4と5 デッドマンプレートと同じようなアイテムだと思ってよい。
大きくスノーボールしているときは、3つすべて買うと強い。
サードアイテム
- セカンドアイテムから買う
- デスダンス
1 やはりデッドマンプレートや自然の力のようなアイテムが、1つあるのが望ましい。
2 パッシブでADが大きく増えるせいか、覇王のブラッドメイルは人気がない。
ジャック=ショーはパッシブの出血と相性がよいものの、ダリウス自体の射程が短い。
そのため、ステラックがあるならHPを積みたいものの、よく買われるのはデスダンスになる。
ちなみに、APダメージも受け止められるので覚えておこう。
フォースアイテム
- サードアイテムから買う
フィフスアイテム
- 今までのアイテムから買う
- ガーディアンエンジェル
- ランデュインオーメン
- 変幻自在のジャックショー
- ブラッククリーバー
2〜5 ほぼ確実に5対5の集団戦になるため、これらのアイテムが有効だ。
パッシブとの相性から、覇王のブラッドメイルよりもジャック=ショーのほうがダメージを出しやすいはずだ。
終わりに
- ダリウスは1対1が最後まで強いが、スノーボールしないと集団戦で機能しにくい
- 勝ち筋は、序盤の戦闘でキルを取り、リードを保ったまま4つ目のドラゴンまで進めること
- キーストーンは迷ったら征服者。嵐乗りの勇躍は、相手にシールドやダメージ軽減スキルがない場面で選ぶ
- サモナースペルはフラッシュ固定で、基本はゴースト。イグナイトとイグゾーストは相手に合わせて選ぶ
- ビルドの軸は「1対1で勝てるなら機動力、勝てないならステータス」
- レベル9でQのCDが6秒から4秒に短縮された。ショウジンの矛の評価も上がっている
ダリウスは、操作が難しいチャンピオンではない。難しいのは判断のほうだ。
序盤に仕掛けるのか、待つのか。1対1で勝てているから機動力を足すのか、勝てていないからステータスを積むのか。この分かれ道を早く正しく読めるかどうかで、同じルーンと同じビルドでも結果は変わる。
とくに避けたいのは、対面に勝てていないのにデッドマンプレートを買い、機動力だけを上げていく展開だ。足が速くなっても、1対1で負けるダリウスは集団戦に入る前に倒される。買う前に「いまの1対1で勝てているか」と自問する。それだけで防げる負けは多い。
今回のパッチでQのCDが短縮され、積極的に殴りに行くダリウスの見返りは増えた。メインスキルのCDが1秒下がったにも関わらず、レートゲームは弱いので、レベル11までに何かを起こす必要があることは変わらない。
まずは次の試合で、序盤の1対1で1キルすることを目標にしてほしい。スノーボールの入り口は、そこにある。