の続編というか、
ローランドの2作品目。
の書評を書く。
本の内容は
- ポジティブシンキング
- 仕事論
- トップの在り方
- ミニマリズム
- デジタルデトックス
- 俺の生き方
- ローランドの名言
で構成されている。
7の名言以外で、
面白かった話と
感想を書いていくことにする。
この記事はパッチ12.19の時に執筆されました。
ポジティブシンキング
阿Q正伝のように、
物事を歪めて解釈して、
精神勝利する。
これがポジティブシンキングだ。
人間デフォルトでは、
ネガティブシンキングなので、
- 女性を慰めて初めてポジティブシンキングを習得する
というのがパターンである。
私はホストをしたことがないが、
「まあそうなるよな」
とは思う。
ローランドはサッカーでも、
リーダーだったようだし。
特に目に付く文章はなかった。
仕事論
香水をコロコロ変えるホストは売れない
俺は、 記憶と五感が強力にリンクするということを利用した。
とある香水の香りを 嗅ぐと特定の人を思い出したり、ある曲を聴くと、それをよく聴いていたときの思い出が 甦ったりしたことはないだろうか?
きっと、多くの人が経験したことがあると答えるだろう。
そう。
香水と音楽は、自分を思い出してもらうための強力なツールなのだ。
- 香水はテールドゥエルメス
- 音楽はフランク・シナトラのマイ・ウェイ
2 車で一度だけ必ず流すらしい。
この話はカッコいい。
女性に聴かせるのであれば、
男性ボーカルが良さそうである。
あなただったら、
どの曲を自分のテーマ曲にするだろうか?
香りのほうが、効果は高いそうだ。
散歩は「最高」の創造の「時間」である
アイディアはシャイな女性と一緒。
下心を出して追い回したって、逃げられるだけだ。
君がアイディアに行き詰まったときは、いったん考えることをやめて、ただただ散歩をすることを是非一度試してみて欲しい。
- メモ帳とペンを持って出かける
- 歩く
- アイデアが出なくても、別にそれはそれでいい
ローランドのタスクの立て方は、
メモを取って、
ソレをスマホのカメラで取る。
という手順だったはず。
なのでアナログなスタイルで
アイデアを書き留める。
トップの在り方
ナンバーワンになれば、誰も目には映らない
”自分軸”で生きる方法、
他人が一切気にならなくなる方法は、
難易度は高いけれど
- 圧倒的なナンバーワンになること
とローランドは言っている。
圧倒的な一番になれば、俺の目に映る者は、もう誰もいないじゃないか! と。
そう考えてからすぐに、圧倒的なナンバーワンになれたわけではないが……。
この言い知れぬ嫉妬心の原因と、その解決方法がわかったのは大きかった。
それ以降は、他人のことが気になってしょうがなくても、「この気持ちにゴールがないわけじゃないんだ。お前がナンバーワンになれば、すべて綺麗さっぱり解決さ!」そう思えるだけで、心が軽くなった。
気になることが多いと、
物事は考えられなくなる。
この本は基本的に、
- 頭のゴミを片付ける方法
みたいなのが書かれている。
”思考の整理学”と少し似てる。
ミニマリスト
モノを少なくするというより、
モノの管理は大変みたいな話が多かった。
大切なのは、何を持つかじゃない。何を持たないかだ
以前、たくさんの服やモノを持っていたときは、頭がぐちゃぐちゃだった。
決断が遅く、集中力もなかった。
だが、モノを捨てることで、思考がクリアになったんだ。
ミニマリズムを謳う人達もよくこの現象を口にする。
モノを捨てると、頭がスッキリすると。
イラオイのセリフと似てる。
- フィギュアは買った瞬間だけ面白い
というのと同じ。
- モノをたくさん持ってても幸せにはならない
- 考えることが増える
われわれの頭には知識があって、
日々いろいろな情報を受けているので、
荷物は少ないほうがいい。
デジタルデトックス
ミニマリストと似ている。
最近はいろいろな本に、
- ニュースを見るな
- 人の話を聞くな
みたいなことが書かれている。
聞かない耳を持て
これを読む君が、誹謗中傷に悩んでいるのならば、これを読む君 が、少しでも有名人ならば、この項目は飛ばさずに読んでほしい。
大人達は、我々にこう言った。
「聞く耳を持て」 と。
だが俺は、声を大にして君達に言おう。
こんな時代だからこそ、「聞かない耳を持て」と。
現代は情報が多くなってしまったので、
親や先生の
「人の話は良く聞きなさい」
は完全に裏目に出ている。
LOLなどの対戦ゲームなら常識だけど、
普段の生活だと人間同士は直接戦わないので、
知らない人は多いと思う。
他人の意見を聞きすぎると、結局人は同じようなものしか作ることができなくなるんだ。
だから独創的でいるためにも、必要以上に周りの意見を聞きすぎないよう、「聞かない耳」を持つことが大切だ。
直接顔を合わせて、目を見て言われた意見以外は、まったく聞くに値しない。
批判的な言葉はもちろん、それが好意的な意見だったとしても。
俺は、そう思っている。
人間はコントロール感が大事で、
コントロール感を得ていると元気である。
相手に褒められたり貶されたりして、
感情を働かせるのは、
相手にコントロールされている状態だ。
LOLではnoobに向かってなんていうか?
- 防具を積め
- サポートをしろ
- 硬いチャンピオンを使え
- 大人しくしろ
危険なことが何もないのに、
とりあえず行動を制限させようとする。
一般的なプレイヤーは、
悪意がなくともこういったことを言う。
よほど立派な家に生まれない限り、周りの人間の言うことを聞いて良いことはない。
俺の生き方
続けるコツは、続けること
「習慣が人をつくる」たいていの自己啓発書にそう書いてある。
じゃあ、いったいどう習慣化すればいいのだろう?
そう思っているのなら、この言葉を贈ろう。
「続けるコツは、続けること」これを言われた人はたいてい、「この人は何を言っているのだろう?」という顔をするのだが、説明すると納得してくれる。
君がマラソンをしているとして、最初の500メートルで脚が痛くなってきたら、迷わずにリタイアできるだろう。
- 500メートルで脚が痛くなれば諦める
- 40キロで脚が痛くなれば諦めない
という話だ。
- 続けるコツは、続けること
いいセリフである。
コンコルド効果とか、
サンクコストバイアスという。
終わりに
- ポジティブシンキング
- 香水と音楽
- 気を散らせないようにする方法
本の内容は、
簡単に言えばこんな流れだった。
これを読む君が、誹謗中傷に悩んでいるのならば、これを読む君 が、少しでも有名人ならば、この項目は飛ばさずに読んでほしい。
「この部分って誹謗中傷するような人への理解がないよね」
って思ったのだけど、
そういうルサンチマンを理解する姿勢こそが、
ルサンチマンが最もイライラすることらしい。
ルサンチマンとは、
強者に対して鬱屈した感情を持つ弱者のこと。
個人的に強者と弱者を分けるのは、
脳みその丈夫さだと考えている。
脳みそが丈夫じゃないと、
聞くべき話と、
聞かなくていい話を区別できない。
つまり注意か無視か、というのが、
判断できないわけだ。
ローランドは強者だった。
ポジティブシンキングと気を散らせないことの重要性は、
誰でもかなりわかりやすく説明しているように思える。
ルサンチマンを理解する姿勢
「結局ローランドって本人の能力が高いよね。
一回も女性と付き合ったことねえ、一度もリーダー的存在になったことねえ、俺のネットの知り合いを見てみろよ。
マジでどうしようもないぜ?」
と、代わりに代弁する行為。
どうみても弱者を殴っているだけ。
- 女性を慰めて初めてポジティブシンキングを習得する
実はこの考えは、
記事を書いてて急に思いついた。
本当のことだと思った。