考察記事

ブランドEがわからないレベルの初心者に、6ヶ月コーチングした結果どうなったか?【オレラとアイツラ】

ブランドのEの効果を知らないプレイヤーがいたら、

「レベル30未満なら、そういう可能性もあるんじゃないですか?」

というのが、
一般的LOLプレイヤーの感覚だろう。

最初に彼のプレイを見た時の感想は

「レベル300もあるのにコイツ、ブランドEを避ける気配がねえぞ……」

だった。

彼は一応

  • 毎月コーチング代1万円払えるゆとりがある
  • LOLをプレイできるゆとりがある
  • ボイスチャットで話した感じ、知力や性格には問題がない
  • LOLは明確に大問題が多かった

LOLが腕前的な意味でプレイできない、
という現状は問題でもなんでもない。

今がそこそこ順調なのであれば、
価値観みたいなものは、
あまり動かさないほうがいいと考えた。

先月の7ヶ月目のコーチング時に

もう少し続ければダイヤモンドは確実、という理解力になっていた

ので、その話を書く。

この記事はパッチ13.23の時に執筆されました。

彼が身につけたこと

  • LOLの操作方法
  • 1人で出来る練習方法
  • 上位プレイヤーのハビトゥス

1 どんなジャンルでも
自分で操作方法を考えられるレベルなら、
上位1%以内に入る。

普通は自分で考えられず、
少しずつ仕組みを理解していく。

それが普通なのだけど、

  • ゲーム中に1000回繰り返す動作の操作方法が間違っていると効率が悪すぎる

ので最初に矯正している。

※ 私もLOLと格闘ゲーム以外は、操作を自分で考えられない。

2 メモを取るとか、
そういう面倒なことをしなくても上達する方法だ。

誰でも現実的に実行可能な難度の方法を教えた。

3 今日のメインである。

もちろん他にも重要な項目を教えたのだけど、1つ1つが難しいので端折る。

一応コーチング1ヶ月で次のようになる

[第153話]バトゥーキ より画像引用

AA周りさえ教えれば、
ジャングルクリアだけなら、
すぐに上のようになる。

私から見ても、素早く周回できている。

しかしAA関連(アタックムーブなど)だけできても、
LOLは話にならない。

自力でここを覚えられる人は、LOLの素質が高い。
普通は努力しても、表面的に覚えるのが精一杯だろう。

LOLの大前提

  • ズルはできない
  • 身体的な技能で相手を上回る必要がある

1 戦いとは、本来卑怯なものだ。

なので使えるものは、
なんでも使う。

しかし「チートツールを使う」みたいになると、
評判は得られない。

2 RPGならボスに勝てればいいし、
人狼ゲームなら基本的なルールを知っていればいい。

ただLOLは必ず、
相手(部屋の敵5人)より強くないといけない。

ハビトゥス

ハビトゥスとは、持続性をもち移調が可能な心的諸傾向のシステムであり、構造化する構造として、つまり実践と表象の産出・組織の原理として機能する素性をもった構造化された構造である。

実践感覚 より引用

この訳書では心的と約されているが、
ブルデューが言うにはハビトゥスとは

「身体化された必然」

なんだそうだ。

※ 心的とはスポーツでも良く使われる言葉ではある。

ハビトゥスはどこで身につけるかというと、

  • 家庭
  • 学校

と言われている。

1 貴族的なハビトゥス。

チャラチャラしているけど、
テストが1位というキャラクター。

コーヒーを飲む姿にも品がある。

そういうイメージだ。

2 中流的なハビトゥス。

ガリ勉なんだけど、
テストは2位というキャラクター。

普段の動作も庶民的である。

学校に入ってから
後天的に机に向かって何か考える習慣を手に入れたので、
ちょっと泥臭いわけだ。

ブルデューが言うには、
努力を学校(後天的)で身につけたので、
ソコから離れることができないらしい。

ガリ勉というのはすなわち、
努力はできても

  • みんなの前では場の時間を大切にして、家で猛勉強する

という貴族ムーブができないヤツのことだ。

LOLの場合は、最初から上手だったら家庭、後天的に身についた気がするなら学校、みたいなイメージになる。

子供にピアノや水泳や空手を教えるとどうなるか?

ピアノ、水泳、空手。

なんともブルジョアな響きである。

ピアノの場合は

  • 世の中には芸術と呼ばれるものがある
  • ピアノは芸術の1つである
  • ピアノを身につけるには努力が必要である
  • ピアノの練習がある日には、友人と遊ぶのを我慢しなければいけない

みたいなことを学ぶ。

LOLも似たようなものだ。

ではLOLで有効なハビトゥスを書く。

4歳から空手を習うと、貴族になる。

オレラとアイツラ

LOLはオレラ5人が、
アイツラ5人を、
右手の棍棒で殴り倒す。

4万年前のサバンナで、

  • 隣村との戦争に備えて一致団結する若者

みたいなものだと考えてほしい。

男性はこういったパターンが大好きで、
なぜ大好きなのかというと、
遺伝子に報酬として刻みこまれているからだ。

棍棒持ったオレラ5人で機能するハビトゥスを身につければいい。

あなたは5人の中の1人

有名な鶴岡公園の写真である。

  • 1番右がパワータイプ
  • 真ん中がリーダータイプ
  • 1番左が5人の中で1番強いタイプ

前の2人はパッとみてわからないけれど、
他の3人とは違うキャラクターに決まっているので、
簡単に予想できる。

つまり

「どちらか1人は知力タイプでしょ」

と。

口が悪い男性は能力が高く、
最後は自分より弱い味方を庇って、
良い人みたいに退場する。

みたいなテンプレートがたくさんある。

少年マンガのキャラクターのように振る舞えばいい。

最低でも共同体感覚はないと難しい

共同体感覚についてもっと知りたい場合は、以下の本を参考にしてみてください。

  • [アドラーを読む―共同体感覚の諸相]:アドラーの著作や講演をもとに、共同体感覚の理論と実践を解説した本です。
  • [もしアドラーが上司だったら]:アドラー心理学の基本的な考え方を、職場の人間関係や仕事の悩みに応用した本です。
BingAIに聞きました

女性のスパイキャラは魅力的なのだけど、
男性のスパイキャラは汚い裏切り者として描かれる。

とりあえず

  • 卑屈な人間はLOLで活躍できない
  • 試合後の味方にホナーを送らない人にLOLは厳しい
  • ボット(ロールのこと)はEQの高さが求められる

1と2 デキない人間を助けるみたいなのが、
男性ホルモンの役割だ。

なのでこういった人には
何かしらの問題が起きている。

誰でもわかることだ。

3 EQ=心の知能指数。

1番EQが低いロールは満場一致でトップだが、
トップですら他のゲームに比べればEQは高い。

※ でも5人では1番低い、そう決めつけて差し支えない。

しかしボットは、
とんでもなく高いEQが必要になる。

  • 隣のサポートがクソだから我慢する

みたいな、そういうレベルの低い対処方法では、
プレイを継続することすらできないからだ。

「ヤレヤレ」って感じで、チームメイトのために貢献する気持ちが必要になる。
なぜチームメイトに貢献するのかというと、アイツラを◯すためだ。

どれくらいのレベルを目指してプレイすればいいのか?

  • 上位1%以内の中でも上手なほう
  • 上位1%以内
  • 上位10%以内
  • 上位10%未満

1と2 3のレベルじゃないのに
このレベルを目指す人は、
周りの人に心配されるだろう。

というのも、
このレベルは他のものとトレードオフになるからだ。

人生で捨てるものが多すぎる。

3 現実的なレベルだ。

leagueofgraphs Rank distribution

によると、
エメラルド3あれば、
上位10%未満らしい。

コレは誰にとっても現実的な数字だ。

周りの人は否定しないだろう。

「LOLでエメラルド3を目指す」

と言って

「やめろバカ」

と返ってくるケースは、
あなたが受験生だった場合くらいだ。

4 初心者じゃない限り、
真面目に取り組んでいるわけがないレベルである。

私のTFTはこのレベルだ。

パンクのヘッドライナーを序盤引いて、
それを集め続ける方法でしか勝てない。

TFTの腕前をLOLに例えれば、
エメラルド未満の試合で、
味方に特別上手な人がいないと勝てない。

まず4から3に以降するというのが現実的だろう。
未プレイから4を目指すというケースは、必要なことや苦手なことをする時だけで、ゲームでやることじゃない。

エメラルド3の具体的なレベル

  • 戦闘がある程度できればギリギリいける

普通の人が普通にプレイすると、
このレベルに行くだけでも数年かかる。

実際にはエメラルド3ギリギリのレベルで、
エメラルド3に行くのは大変だ。

LOLのランクっていうのは、
そうやってなんとか上がるもんじゃないからだ。

しかし上手なら、
毎試合活躍しながら楽しく上がっていく。

そちらのほうが、
LOLデキる側のハビトゥスが身につきやすい。

そういうことを、
私はコーチングで教えている。

彼が上達しなかった原因(私の予想)

オレラ5人のハビトゥスが、私生活では乱暴すぎるから

どのくらい乱暴かというと、
ゲーム外でLOL内と同じ態度を取れば捕まってしまう。

「捕まるに決まってるだろ」

というくらい当たり前の感覚である。

実際の生活の場合、

  • 相手に暴言、あるいは相手が不快だと思うことを言う
  • 相手が暴言、あるいは不快であると返してきた

こうなったら謝らないと争いが始まってしまう。

LOLはアイツラと争うために、計画を立てる。しかも年単位で

というゲームだ。

学校で1番喧嘩が強かったヤツと、
同じことを考えているわけだ。

毎月1万払える真っ当な人間なら、
そういった感覚は受け入れにくいし、
普段の考え方がLOLでは足を引っ張っている。

おそらくそういうことだったのだと思う。

終わりに

  • AA周りの操作を覚える(あなたが上位1%以内じゃなければ自力では難しい)
  • 上手に戦闘できるように、戦闘に慣れる
  • オレラ5人を理解する
  • オレラ5人で機能するハビトゥスを身につける
  • いきなり上位1%を目指さない

私が彼に教えたのは、
上のようなことだ。

  • LOLは身体に悪いんだから、身体に良いこともしないといけない

みたいな話もあるのだけど、
ソレも今回のテーマを聞けばわかるはずだ。

オレラ5人の感覚では

「不健康な人はちょっと戦いに連れていけないんで……」

となる。

LOLのプロやLOLメインの配信者、
といった人はLOL自体を

  • 趣味の良いものにする

というふうに動く(自覚無しに)らしいのだけど、
その話はまた次回にしよう。

それでは今回の記事の内容を一言で書くと

  • 貴族の優雅さは心理的な問題ではなく、身体的な必然である

となる。

関連図書など

1990年発売の同じ翻訳者のバージョンもあるので、
メルカリで買おうという人は気を付けよう。

買うなら2020年のヤツを買おう。

単体で買うなら、
(NHK100分de名著)がいい。

良く書けているなと、
珍しく自画自賛してしまう記事である。

ブロンズの人に2ヶ月コーチングしている話

今回の書いた人の、
1ヶ月と2ヶ月の時の記録だ。

やはりこういったファイルを作成するみたいな習慣、
かなり重要なんだなと実感できる。

Audibleで聞いたのだけど、
ヒロインに非◯女描写があったので、

「ラノベだったら読者は全員ここでいなくなるぞ俺を怒らせるなよ

となったのを覚えている。

本自体の内容はベストセラーなだけあって良かった。

おまけ コーチングを受けに来た人に見せたい画像

地獄のミサワの公式

1番好きなMASA(32歳)

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