この記事でわかること
- ジャングルシェンは、ソロキューではRの成功率が勝敗を大きく左右するチャンピオン
- 勝率は25分を過ぎるあたりから伸びるので、序盤は無理をしない
- キーストーンはガーディアン。ルーンのかけらは体力+65で固定する
- ビルドはアルティメット、オンヒット、HPスタックの3系統。迷ったら終わりなき絶望+アビサルマスク
- Rを撃つべき場面と、撃たないほうがいい場面
シェンはRで、離れた味方のもとへ飛べるチャンピオンだ。
ジャングルなら、Rで飛んでもミニオンがタワーに焼かれる心配がない。レーンに縛られない分、周りを見る余裕があり、Rも成功させやすい。
ソロキューでは、味方のシェンのRを当てにする人は少ない。忘れていることもあれば、ソロキューだから最初から期待していないこともある。その気持ちは誰にでもわかるだろう。
しかし、恐ろしいことに、敵もシェンのRを忘れているのである。
その証拠に、敵チームは毒蛇の牙を買わないし、サイドレーンのトップにたった2人で挑んでシェンのRに返り討ちにされる。マスター以上の試合であってもだ。
この記事では、ジャングルシェンの動き方、サモナースペル、ルーン、スキルオーダー、コンボ、アイテムビルドまでを解説する。
この記事はパッチ26.22の時に執筆されました。
ジャングルシェンの特徴
強さを決めるのはRの成功率
シェンのRは、味方の位置へ飛んでシールドを付与できる。離れた場所の戦闘にも参加できるので、ジャングルとの相性は良い。
ただし、大事なのは「飛べること」ではなく、「飛んだ結果、戦闘の流れが変わったか」である。
ソロキューのシェンは、Rの成功率で強さが決まると考えたほうがいい。
ノクターンが最初のRでキルを取れないと、その試合の勝利が絶望的に感じられるのと似ている。
スキル性能や統計上の勝率より先に、1周目のクリアタイムと、Rを成功させる場面をどう作るかを考えよう。それがジャングルシェンの上達への近道になる。
Rの成功率を最も簡単に上げる方法は、キーストーンをガーディアンにすることだ。
試合が長くなるほど勝率が伸びる
Lolalyticsの勝率と試合時間のグラフを見ると、試合時間ごとの勝率は次のようになる(グラフからの読み取りなので概算)。

- 0〜15分:50%前後
- 15〜20分:53%前後
- 20〜25分:51%前後
- 25〜30分:56%前後
- 30〜35分:57%台
試合時間の分布は25〜35分に集中している。つまり、多くの試合が決まる時間帯で、シェンの勝率は高い。
反対に、序盤の勝率は50%前後で、特に強いわけではない。序盤に勝負を決めに行く必要はなく、後半に向けて試合を壊さないことが大事になる。
35分を過ぎると試合数が少なくなり、勝率のブレも大きくなる。この時間帯のデータは参考程度にとどめたい。
グラフを見る限り、20〜25分のRの切れ目が弱点のように思える。
もちろん、スノーボールしている時はためらわず心の鋼を狙いに行こう。
ジャングルシェンの動き方
- フルクリア後、ガンクしてリコール
- ファームをしながら、味方の戦闘を見てR
- オブジェクト戦前には必ず戦闘が起きるのでRで返す
- ドラゴン4つ取って勝利
フルクリア後、ガンクしてリコール
青スタートして、1スマイトで2:55のスカトルを狩る。
その後は、行けそうならガンクし、リコールして2周目に入る。この流れを厳守したい。
※ シェン本体は強いので、最初に自陣のラプター付近へワードを置くと安心だ。
低レベル時の戦闘は弱くなく、むしろ強いほうだ。ただし、敵ジャングルへのインベイドはできない。
Qスタートなのでラプターのクリアが遅く、レベル1のQだけで敵ジャングラーを倒せるほどの性能もないからだ(まずキーストーンがガーディアンである)。
サブロールでジャングルをやる人向けのチャンピオンだ。
序盤の動きの幅は狭いが、覚えることが少ないのは大きなメリットである。
この系統のジャングラーは、マスターまでなら非常に上がりやすい。
ファームをしながら、味方の戦闘を見てR
Rを撃つコツは次の2つだ。
- 敵がリープスキルなどを使った後に撃つ
- 1デスを1キルに反転させられる時に撃つ
オススメできないRは次の2つだ。
- 攻めに使う(HP満タンの味方に撃つ)
- ただ1デスを防ぐためだけに使う
攻めのRは決まれば強い。ただ、ソロキューでは味方がピンを出していても噛み合わず、決まらないことが多い。
オブジェクト戦前には必ず戦闘が起きるのでRで返す
2〜4匹目のドラゴンがもうすぐ出現する時、プレイヤーは何を考えるか。
「1人捕まえて人数差を付け、ドラゴンを取りたい」
こう考えるのである。
これはLoLを起動する前からわかることで、わからないヤツはヘタクソだ。
そして、獣の本能のごとく、下手なヤツを狙うのが人間である。
そこでRだ。狙われた味方のもとへ飛び、返り討ちにする。
もちろん、味方のミッドなどが敵を襲う時もある。その時は、シェンがRで援護するといい。
ジャングルシェンは普通、見ているだけの時間が長い。相手ジャングラーが動く分、敵が先に仕掛けてくると考えていい。
ドラゴン4つ取って勝利
統計では、25分を過ぎるとシェンの勝率が伸びる。
ジャングルシェンはノクターンとそっくりな、レート寄りのチャンピオンというわけだ。
ストレートでドラゴンを取り続けても、4匹目は23分前後になる。1つでもドラゴンを取れば、25分以上の試合になると考えていい。
サモナースペル
- スマイト+フラッシュ
ジャングルではスマイトが必須だ。もう1つはフラッシュで問題ない。
シェンのルーン
キーストーン
- ガーディアン
襲われている味方にRを撃つと、シェンが隣に到着する前にガーディアンが発動する。
メイン不滅
- ガーディアン
- シールドバッシュ
- 心身調整
- 超成長
- アクシオムアルカニスト+至高
- 魔法の靴+宇宙の英知
1〜2 ほかに入れるものがない。
シールドバッシュは重要だ。これが効くからこそ、「不滅にしてもいいかな」と思える。
これは大半のジャングラーに共通するので、覚えておくといい。
3〜4 ジャングルなので、遠慮なく最大スケーリングのルーンにできる。
5 アルティメットにフォーカスしているのがわかるが、至極の賞金首狩りではない理由は何か。
賞金首狩り以外に良いものがないから、取らない。レベル1〜3のインベイドが強ければ、第六感があるのでサブ覇道も選ばれたはずだ。
※ ちなみに、レジェンド:ヘイストはアルティメットのCDを下げない。
6 こちらのほうがバランスは良い。だが、ジャングルシェンのコンセプトは「相手がヘタクソだから勝つ」である。
「Rの切れ目を狙って飛び込んだら、普通にRされている敵」を演出するには、やはりアクシオムアルカニストがいい。
ルーンのかけら
- スキルヘイスト
- スケーリング体力
- 体力+65
1 トップと違って、ここは必ずスキルヘイストにする。
2 シェンの場合は、アダプティブより優れている。
3 ブルースタートをしようとしたら、敵のジャングルダリウスが突っ込んできた、という場面を考えてほしい。
この場合は急いで自陣のラプターまで歩く必要があるが、スケーリング体力だと厳しい。
コンパニオンのダメージが20しかないからだ。体力+65なら23になり、体感でもわかるほど速くなる。
体力+65で固定して、1周目のフルクリアを練習しよう。
そうすれば、本番でも常に体力+65で迷わずプレイできる。
スキルオーダー
- レベル1:Q
- レベル2:E
- レベル3:Q
- レベル4:W
- レベル5以降:R>Q>E>W
Qの後のEは、Wを上げても構わない。
こうして見ると、シェンのスケーリングがそこそこ高い理由もわかる。
簡単なコンボなど
- Qを使って待つ>AA3回>>その後すぐにQを使ってAA3回
- E>Q>AA
- E>フラッシュ
- Q>フラッシュ or フラッシュ>Q
1 Qの効果時間は8秒で、レベル1のCDも同じ8秒だ。
そのため、Qを2回連続で当てられる。
最初の青もこれで狩る。
2 基本の強化Qコンボ。
3 Eフラッシュコンボ。
最長射程で決めるとカッコいい。
4 強化Qコンボ。
剣との距離によって、フラッシュが先か後かが変わる。
Wで味方を守る時に使うこともある。
1と2(それとタイタンハイドラ)を組み合わせると、E中に強化AAをたくさん当てられる。ただ、ジャングルでは使う機会が極めて少ない。
シェンのアイテムビルド
ジャングルシェンのビルドは、大きく分けて3つある。
Rを何度も使えるようにするアルティメットビルド、タイタンハイドラと黄昏と暁を組み合わせたオンヒットビルド、HPを積んでタンクになるHPスタックビルドだ。
スタートアイテム
- 好きなコンパニオン(体力ポーションは好みで)
スタートアイテムによる勝率の差は、ごくわずかだ。
どれを選んでもいいので、慣れたものを選ぼう。
ファーストアイテム
- プロトプラズムハーネス
- 心の鋼
1 HP600に加えて、スキルヘイスト20も付いている。
レベル制限がなく、スキルヘイスト20付きのステラック(ファーストで買うと弱い)のように機能する。
2600ゴールドと安いのも素晴らしい。
2 最初のガンクでダブルキルを取れた時に買おう。
スキルヘイストが付いていないので、普段は買わないこと。
プロトプラズムハーネスの前に300ブーツを買うのはいい。
ただし、プロトプラズムの完成前に、ブーツのアップグレード、ティアマット、バミシンダーを買うのは絶対に避けよう。
ブーツ
- アイオニアブーツ
- プレートスチールキャップ or マーキュリーブーツ
1 ジャングラーのブーツは、セカンドアイテム完成後に買うのが基本だ。しかしシェンの場合は、すぐにアイオニアブーツで構わない。
Rだけでなく、スマイトのCDも短くなるので、ジャングルのクリアも気持ち速くなる。
セカンドの心の鋼に向かう時でも、遠慮なく進化させていこう。
2 ジャングルシェンはRで戦うチャンピオンなので、これらのブーツは、相手がALLADやALLAPに近い時だけ買う。
マルファイトと違って、ARレシオのような理由もない。
セカンドアイテム
セカンドアイテムは、20分前後で完成することが多い。
- 終わりなき絶望
- アビサルマスク
- 黄昏と暁
- タイタンハイドラ
- 心の鋼
- ジークコンバージェンス
1と2 私のオススメは、終わりなき絶望とアビサルマスクを組み合わせるビルドだ。
2つともスキルヘイストが15付いているうえに、アビサルマスクで終わりなき絶望のダメージも上がる。
3と4 こちらも、2つ組み合わせて買われることが多い。
ファーム力とバロン力が大きく上がる。
5 スノーボール時は、心の鋼で決まりだ。
6 以前のジャングルシェンにはなかったアイテムだ。
Rで飛んだ後に、きちんとスロウが発動する。
難点は、値段が2200しかないぶんスケーリングが低いことだ。
サードアイテム
- セカンドアイテムから買う
前述のとおり、アイテムの組み合わせを狙っていこう。
- 終わりなき絶望+アビサルマスク
- 黄昏と暁+タイタンハイドラ
心の鋼を買うのはスノーボール時なので、その場合は敵のジャングルを制圧しているはずだ。
そうなると、タイタンハイドラがいい。相手がALLADやALLAPなら、バミシンダー系も悪くない。
初手がプロトプラズムハーネスで、ブーツがアイオニアブーツなので、アイテムによってはARとMRがまったく上がっていないこともある。
フォースアイテム
- セカンドアイテムから買う
- ソーンメイル
2 ルインドキングやブラッドサースター相手に、HPポットにならないよう買う。
フィフスアイテム
- 今までのアイテムから買う
- 騎士の誓い
2 騎士の誓いを買うと、Rの奇襲性がなくなる。キャリーに騎士の誓いを付けて、ワーデンスタイルで戦おう。
オンヒット武器を買っていると、集団戦でその場Rがしにくい。終わりなき絶望+アビサルマスクなら、遠慮なくできる。
どのビルドを選ぶかは、自分の好みで決めていい。
終わりに
- 1周目のフルクリアタイムは大事。1スマイト2:55スカトルが理想的だが、難しいなら2スマイトでもいい
- ソロキューのジャングルシェンは、Rの成功率で強さが決まる
- 勝率は25分を過ぎたあたりから伸び、30〜35分は57%台になる
- キーストーンはガーディアン、ルーンのかけらは体力+65で固定する
- 初手はプロトプラズムハーネスを買う
- ビルドはアルティメット、オンヒット、HPスタックの3系統。迷ったら終わりなき絶望+アビサルマスク
- サモナースペルはスマイト+フラッシュ、スタートアイテムはどれを選んでも大差ない
- Rは「飛べる場面」ではなく「飛ぶ価値のある場面」で使う
ジャングルシェンで勝つのは簡単である。やることは3つだけだ。
- ルーンとアイテムなどのビルドをあらかじめ組んでおく
- 1周目の2:55スカトルに間に合わせる(1スマイトなら文句なしだ)
- Rを適切な場面で使う
この3つを守れば、トップかミッドでエメラルド以上のあなたは、そのままマスターまで上がるだろう。
たまに友人たちとノーマルで遊ぶくらいの人にもオススメだ。ただし、その場合は1周目のクリア難度が壁になる。ジャングラーの中では簡単なほうだが、必ず練習が必要な難度である。