考察記事

LOLでは相手の予定を把握している必要がある【タイムラインの話】

LOLで最も重要なのは戦闘の上手さなのだけど、
戦闘の上手さにも前提となる知識がある。

LOLの試合で勝利したり活躍するにはどうしたら良いのか?【練習のべき乗則、有限性など】 - LOLGaren

今回はそういう話をする。

先日ジムでトレーナーからフォームを教わった(有料)。

教わったのは4種目で

  • ベンチプレス
  • スクワット
  • デッドリフト
  • オーバーヘッドプレス(ミリタリープレス)

こういった種目はコンパウンド種目と言って、
色々な動きが複雑に絡み合っているので、
難しいのである。

フォームは特に大きな問題はなく、
細かい点を注意されたのはベンチプレスぐらいだ。

※ スクワットとデッドリフトはフォームが違うと身体がイカれてしまうので、大丈夫だったのだろう。

筋力トレーニングのミクロを教わったわけなのだけど、
今回書くのはそういう話じゃない。

先日LOLを遊んでいる時に

  • 5キャンプでスカトルに行くダイアナ
  • 3:50秒でスカトルに行くアムム

を見た時に、

  • 動機づけが薄すぎる

と思った。

おそらく、フルクリアを覚えさせるには

「どうして3:30秒でスカトルにたどり着かないと行けないのか?」

というところから説明しないと行けない。

そういう話を書く。

この記事はパッチ14.18の時に執筆されました。

LOLの要素(レーン編)

冒頭でジャングルの話をしたので、
次はレーンの話をしよう。

まず次のような条件を想定する。

  • ミッドレーン
  • ルーンやアイテムなどは理想的なものがセットできている
  • 普通にレベル1からレーン戦が始まる

この場合は

  • 最初の前衛ミニオン3体をどう処理するか?
  • ミニオンに対してどのような方法でAA(オートアタック)するのか

から始まる。

本やブログ記事で言えば

  • 第1章 最初の前衛ミニオン3対をどのように処理すればいいのか?
  • 1つ目の見出し ミニオンに対してどのような方法でAA(オートアタック)するのか
  • 2つ目の見出し スキルで3体まとめて取る
  • 3つ目の見出し 殴りすぎてはいけない
  • 延々と続く

こんな感じになるだろうか。

実際にコーチングであった例 ミッドタロン編

「ミッドでタロンを使っているのですが、いつもボコられるので教えてほしい」

と言われた。

あなたのミッド習熟度がプラチナ4あれば、
どうなっていたか予想できるだろう。

  • 彼はレベル1からHP満タンのミニオン6体にWを当てていた

つまりジャングラーのように、
全力でミニオンを攻撃していたわけだ。

確かにミッドはプッシュするのが大事なのだけど、
レベル1からそんなことをすると

  • マナが切れる
  • ウェーブが敵タワー前で止められるので、3:30秒付近でジャングラーにガンクされる
  • もしプッシュできたとしても、やることがない(ジャングラーが一周目を回っている最中なので)

私はその時点(レーン戦始まって数秒)でリプレイを見るのをやめて、
彼に教えることにした。

他のロールの文脈や予定との関連性を頭に入れてなかった。
入れてたとしても、1000試合ぐらいはミッドをしないと覚えないのが普通である。

ラインを合わせる

「ラインを合わせる」

おそらくLOL何年もやってる、
名のあるプレイヤーじゃないとわからない。

  • トップ付近で戦闘が起きているので、ボットでは敵タワーを攻める、あるいは対面にオールインを仕掛ける

よくあるシーンだ。

敵ジャングラーは1人しかいないので、
対処しなければいけないイベントを同時に起こされると、
守り側は非常に困るのである。

とりあえず相手チームは

  • 2つ起こったイベントのうち、1つにしか対処できない

となる。

なので

  • 「同時にイベントを起こす」
  • タイムラインを合わせる

と書いたほうがわかりやすいだろう。

話が難しくなってきたので、
図に表してみよう。

最も簡単なケースは、「味方が集団戦をしているのだけど合流できそうにないのでレーンを必死に押す」になるだろう。

タイムライン

  • まず私生活がある
  • 普通は私生活の中でのオフの時間がLOL
  • LOLの時間にもオンとオフがある

こういったイメージだ。

というわけで、
LOLでは相手の予定を把握している必要がある。

具体的に言うと

  • 自分以外の敵味方9人の予定(あるいは見通し)

だ。

ではミッドタロンとジャングルの話に戻ろう

ミッドタロンとジャングル

ミッドタロンは電撃+イグナイト、
ジャングルはタロンがADなのでアムムとしよう。

※ ミッドがADの時、ジャングルはAPが望ましい。

LOLALYTICS PLATINUM+ 2024/09/24

タロンの予定

  • レベル2でパッシブを発動させる(相手がまともなら無理)
  • ジャングルで戦闘が起きるのを待つ
  • 3:30スカトルでの戦闘が起きるのを待つ

このように最初から予定が立てられているので、
戦闘が起きた時に素早く合流することができる。

合流できない場合とは

  • ミニマップを見ていない
  • タロンのHPが少ない(その時は相手もHPが少ない)
  • タロンのマナがワンコンボ分もない
  • タワーにミニオンを押し付けられている
  • フラッシュ+イグナイトが自分だけ落ちている

1 「そのレベルのプレイヤーはランクに参加するな」

というのがLOLプレイヤーの言い分であり、
暴言としてカウントすらされないレベルである。

2~4 つまりHPを減らさないように、
ミニオンを押し付けられないように無難に戦う。

タロンで対面と必死に戦うとどうなるのかというと、
基本的には相手のHPより先にタロンのマナが切れる。

ADアサシンなので、
APメイジと違ってマナが少ないからだ。

LOLALYTICS PLATINUM+ タロン 2024/09/24

タロンは序盤と後半が強いわけなのだけど、
本当に1対1ならば、
アイテム無しでもタロンに勝てるチャンピオンのほうが多いだろう。

しかしスカトル戦での2対2はとんでもなく強い。

敵ジャングラーが森に壁抜けフラッシュしたとしても、
タロンから逃げられるわけがない。

特に何も考えずとも、エメラルド4以上のプレイヤーは自然にこういうことができる。
何故か人間は、繰り返しによって、そういう能力が身につく。

アムムの予定

  • フルクリアして3:30スカトルに行く
  • 敵がいたらとりあえず戦う
  • タロンと2人で倒す

1 間に合わない人はできるまで練習すること。

何度練習してもできない人は、
おそらくいないだろう。

スマイトは自軍の森で、
遠慮なく2発撃って問題ない。

2~3 必ずピンを鳴らすこと。

アムムはその場にいるので、
タロンが来るかどうかは、
タロンの状況に左右される。

つまりトップスカトルで戦う場合は

  • レベル4で3:30スカトルにたどり着けるか
  • 敵ジャングラーのタイマンの強さ
  • ミッドの状況
  • トップの状況

ジャングルの場合、
ミクロは2よりも1の比重が大きい。

「フルクリアで3:30秒でスカトルにたどり着けなければジャングラーじゃない」

公式でも言われている最重要チェック項目だ。

今よりもだいぶ難しい時に言われていて、
実際には数%の人しかできなかった。

※ なので逆にソコをしっかりできれば、物凄く試合に勝ちやすかった。

3と4 ミッドもトップも序盤弱い場合、
トップスタートしてボットスカトルを取ったほうがいい。

「レベル4で3:30スカトルにたどり着けるか」コレができない場合、その後の頑張りが虚しい。

終わりに

  • 戦闘の上手さには前提となる知識が必要である
  • コンパウンド種目は複雑な動きが絡み合い、難しいのでフォームが重要
  • LOLでは動機づけが重要で、行動理由を理解する必要がある
  • レーン戦では、ミニオン処理方法やAAの仕方が重要
  • ミッドタロンは序盤からプッシュしすぎると不利になる
  • LOLでは味方との連携、特に「ラインを合わせる」ことが重要
  • LOLでは相手の予定や見通しを把握する必要がある
  • タロンは序盤と後半が強く、スカトル戦での2対2は非常に強力
  • アムムはフルクリアして3:30スカトルに行き、味方と連携することが重要

今回はLOLにおける「基礎知識」の重要性について解説しました。

筋トレのフォームと同様に、LOLにも正しい動き方や考え方があり、それを理解することが上達への近道です。

特に初心者の方は、この記事で紹介した基本的な考え方や知識を意識しながらプレイすることで、より効率的に上達できるはずです。

また、この記事では触れませんでしたが、LOLには他にも様々な要素があります。

  • チャンピオンの理解:各チャンピオンのスキルや特徴を理解し、適切なビルドやプレイスタイルを選択する。
  • マクロの理解:オブジェクト管理、マップローテーション、集団戦のポジショニングなど、試合全体の流れを把握する。
  • コミュニケーション:味方との連携をスムーズにするために、積極的にコミュニケーションを取る。

これらの要素も、戦闘の上手さに繋がる重要な知識です。

この記事が、あなたのLOLライフの一助になれば幸いです。

これからも楽しみながら、LOLの世界を探求していきましょう!

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また、他に気になる点やリクエストがあれば、お気軽にお寄せください。

著者について

この記事は、長年LOLをプレイしてきた筆者自身の経験と、様々な情報源をもとに執筆されました。

内容はパッチ14.18時点のものであり、最新のパッチとは異なる部分がある可能性がありますのでご了承ください。

免責事項

この記事は、読者のLOL上達を支援することを目的としていますが、必ずしも上達を保証するものではありません。

また、記事の内容によって生じた損害について、筆者は一切の責任を負いません。

Gemini Advanced

>読者のLOL上達を支援することを目的としています

小学生向けの免責事項も面白いのだけど、

「まず上達を支援することを目的としてない」

と思った。

>オブジェクト管理、マップローテーション、集団戦のポジショニング

管理とかコントロールとかいう言葉を使いたがるヤツ、
典型的な戦えないタイプだ。

LOLは一般的な社会と違って、

  • 普通=話にならないレベル=毎試合味方の足を引っ張るプレイヤー

なので、AIが使うノリの良い言葉は、
ダメなヤツの言葉遣いになってしまう。

※ AIは「次にこういう言葉が来るだろう」と予測して文字を出力してるらしい。

逆に「普通の成人男性 or 女性」の普通は、
ハードルが高すぎると思う。

LOLの試合で勝利したり活躍するにはどうしたら良いのか?【練習のべき乗則、有限性など】 - LOLGaren

読者のLOL上達を支援することを目的として書く内容

LOLで勝てるようになるには、
次のような心境を身につけることだ。

  • ゲームを知っている俺が、ゲームを知らない味方4人を率いて(面倒を見て)、ゲームを知らない敵5人を倒す

この心境が大前提である。

負け試合は

  • ゲームを知っている俺が、ゲームを知らない味方4人を率いて(面倒を見て)、ゲームを知っている敵3人にボコられる

というケースだ。

もちろん味方にだけ
ゲームを知っているプレイヤーがいたりする時もある。

そういう時は勝ちやすい。

こういった心境を身につけるには、

  • 周りの人間への親しみ

がないと行けないので、
そこら辺を身につけるのが難しい。

なぜ難しいのかというと、
自分が豊かであると思える必要があるからだ。

※ 豊かかどうかは、100%主観でいい。

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