友人が言うには
「ビルドガイドはガイドのチャンピオンを使おうって人しか見ないけど、カウンターピックは相手のチャンピオンと同じレーンの人は全員見る」
と、言っていました。
カーサスのビルドガイドはあんまり面白くないけれど、カウンターピックの記事は全部面白いらしいです。
※ スカーナーとかもそうだけど、ジャングラーの場合は何故か、強さと人気が比例しない。
これからもカウンターピックの記事は書くことになりそうというか、少なくともトップ・ミッドの相手は全て書くことになるでしょう。
私がカウンターピックの記事を書く手順と、実際にLOLでカウンターピックを選ぶ思考の流れは同じなので、その書き方を振り返ってみようという記事です。
1. 何も考えずに統計サイトを見る
次の画像はフィオラへのカウンターピックです。
自信があることは大事ですが、己の考えのみを頼りにカウンターピックを選ぶのは、ちょっと恐ろしいでしょう。
ピック中でも統計サイトを見てから選べるくらい余裕があるので、何も見ないのは懸命ではありません。
難関試験の対策で、答えを見てから解き方を学ぶのに近いでしょうか?
先にカウンター候補や理論を色々考えて、後から答え合わせをするのは、私ですら難しいです。
実際やってみたことはないのでわかりませんが、とにかくコストが高い。
なので何も考えずに答えを見てしまいましょう。
2. 対象のチャンピオンを考える
この場合も対象のチャンピオン、つまりカウンターしたいチャンピオンは、フィオラとします。
一般的な基準で考えると
- 対策したいチャンピオンのことは知らない
- それ以外なら知っているチャンピオンもいる
先程の画像では、フィオラに勝ちやすいチャンピオンは12人いますよね?
なので使えるチャンピオンは3体くらい、いるのではないでしょうか?
だから後はフィオラのことがわかれば、レーンに勝てるという仕組みです。
ナーが勝率1位ですが、別にマルファイトでもナサスでもボコれるからです。
- パワースパイク
- スキル
- ビルド
ここらへんを考えるのですが、私は漠然と何が目的のチャンピオンなのか考えることにしています。
このブログでは、この場面は○○のストーリーみたいな書き方になっています。
3. 特定の対策アイテムを考える
相手がフィオラならば、当然ブランブルベストが対策アイテムになります。
逆にメレーで買わない場合、かなり苦戦するでしょう。
ソラカ相手にADCが、エクスキューショナーを急ぐのと似ています。
4. 操作が簡単なチャンピオンほど簡単にボコれる
フィオラの場合ですと、ナサスでフィオラをボコれない人は
- 特別に操作が下手
- ナサスを全く知らない
- フィオラを全く知らない
- ガンクを刺された
- 味方のジャングルがウンコ
となります。
一方でハイマーディンガーやケイル、レンガーでフィオラをボコるのは難しい。
ハイマーやレンガーを使える人は少ないですし、ケイルはAA主体のレンジなので操作がシンプルに難しいです。
ナサスなら大人しくファームをして、ブランブルとシーンを揃えた後は、試合終了までフィオラをボコリ続けることができます。
終わりに
後特定のチャンピオンを使いたいから使うという行為は、一般的にトロールとか発作とか言われます。
LOL的には良くないですが、目的を持ってプレイするのは良いですね。
問題は特定のチャンピオンが出てきた時、ここではフィオラとしましょう。
フィオラに対するカウンターを出したいのだけど、何を出して良いかわからない。
プレイヤーはこの状態にストレスがあるのだと思います。
ピック画面で統計サイトを見て、有利なチャンピオンの中に自分の得意なチャンピオンがいる。
この状態はとても楽しいので、あなたにも経験して欲しいです。
トップ・ミッドの後出しは、毎試合面白いのが理想的なLOLと私は考えています。
味方のジャングラーが足引っ張らない限り、高確率で対面をボコることができる。
そうなるとジャングラーはトップ・ミッドの相性や、パワースパイクを知っていないといけないので、やはり難しいのかもしれない。
操作自体は簡単なんですけどね。