今月シルバー未満の人に
コーチングした時の流れを書く。
色々教えたのだけど、
簡潔に書こう。
この記事はパッチ13.4の時に執筆されました。
コーチングの流れ
LOL理解度を見る
彼のレーンはボット、
実力は
- AI中級には勝てる
- AA>スキル>AA>スキルができない
- ボットレーナーなのにサポートのスキルを知らない
というレベルである。
2はともかく、3は頭を抱えてしまう。
雑談
最初の2時間は雑談をした。
彼はコミュニケーション能力が高く、
話し方もしっかりしていて、
自分の話もよくする人だった。
ヴォーソスとメルヴィンでいうと、
ヴォーソス。
ヴォーソスはフレーバー、
メルヴィンはメカニズムを好む人のことである。
失礼な話になるが、
少しワナビーなところがあった。
誰でもそういうところはある。
AI戦でカリスタ・ドレイヴンを使わせた
彼の戦闘は壊滅的で
- AA>スキル>AA>スキルができない
- ダメージトレードができない
- ボットレーンを好む
そこで私が考えたのは
- 彼にAI中級でドレイヴン or カリスタを使わせる
という手法だ。
その2人を使えて初めて、マークスマンの操作がわかるようになる。
ワナビー
彼は
「カッコいいからルシアンを使っている」
と言っていた。
しかしLOL的にカッコいいマークスマンは
- ドレイヴン
- カリスタ
- アフェリオス
である。
私が正体を隠してカスタム部屋に通っていた時、
そういったテクニカルっぽいチャンピオンを使って
毎試合 大活躍した話をした。
そうやって、
その気にさせていくわけだ。
カリスタは相手に殴られながら、Eを引き抜いて先に倒すチャンピオン。
続けていれば、彼のトレードを全くせず後ろに逃げる癖は解消されるはずだ。
細かい点を聞いてきたので答えた
「リコールした時には詰め替えポーションを買ったほうがいいですか?」
みたいな、
ブログのコメント欄に書いたら
- Google Is Your Friend
と言われる質問だけど、
VC中に知り合いに聞く分には問題ない。
そういうレベルの質問に答えていた。
色々なチャンピオンのコンボを教えた
全然ボットではないが、
アジールやダイアナなどのコンボを教えた。
知らないチャンピオンがいると勝てないゲームなので、
チャンピオンへの興味を引き出すわけだ。
リモコン
彼のランク戦で、
指示を出すだけ。
コーチングで好評のコーナーだ。
というのも私が、
最初このようにしてMOBAを覚えた。
なので効果が高いことを知っている。
配信で視聴者が言うとマズい理由は簡単で
- 誰が言ってるか、わからないから
90年代のインターネットは違ったらしいが、
現在のインターネットは匿名というだけで、
クソみたいな扱いをされる。
言論とコミュニケーションはすみずみまで金銭に侵食されている。
記号と事件 一九七二―一九九〇年の対話
しかも偶然そうなったのではなく、もともと金銭に毒されていたのです。
というセリフを思い出した。
思考時間と思考力
LOLに限らず上手かどうかは
- 思考時間
によって決まる。
長ければ上手だし、
短ければ下手。
思考力は
- 部屋の気温が35度
- 全く運動をしていない
- 借金が300万円ある
など気が散る要因が多いほど落ちる。
というわけで運動していない彼に
- 「足と胸と背中を鍛えると、楽に成果が出るよ」
と有名コスプレイヤーの写真を見せながら言った。
※ 戦闘(操作)が極端に下手な人は運動ができない人。
ランニングは大変な上に効果も低い。
よほど好きな人じゃないと続けられない。
終わりに
今回のコーチングは好評だった。
会話していてアナロジーを使う時、
できない人の例えを使うと理解しやすい。
やはり人間は
- 自分よりできる人と比べること=苦痛
- 自分よりできない人と比べること=報酬
だと考えるらしい。
「他人と比べないほうがいい」
とは言うものの、
全く比べないのは難度が高すぎる。