統計サイトを見るのは、
もう「普通のプレイヤーの習慣」になっている
以前は、ランダムミッド:メイヘムの統計データが存在しなかった。
実装当初は
「統計が取れない」
そういう話を聞いた覚えがある。
だから
「勝てるかどうかわからないまま、好きなことをやる」
という楽しみがあった。
ところが、今は違う。
統計サイトが整備され、
構成ごとの勝率まで可視化されている。
実際に試してみると、
データが示す強さはかなり正確だ。
「大自然が回復している」は、
やっぱり💩だった。
※ 名前が面白いから好きなんだけど、弱い。
これは、ゲームの楽しみ方を変えてしまう側面もある。
たまにやるTFTのように好き勝手プレイしたほうが楽しいのだが、
LoLでそれをやると、
自分の実力が上がらないからだ。
それなりのプレイヤーなら、
すでに習慣になっている。
試合開始前の、統計サイトの確認。
それがいかに効果が高く、
習慣として洗練されているか。
今日はその話をする。
この記事はパッチ26.13の時に執筆されました。
ロード画面中に確認する習慣
私はサモナーズリフトでも、
ロード画面の前後に統計を確認する。
ピックの正解を探すためではない。
対面のチャンピオンに対してどう動くか、
軽く頭を整理するためだ。
「あらかじめ考えておくのがベスト」
ではある。
ただ現実的には、
あらゆるチャンピオンとの戦い方を、
事前に考えておくことはできない。
チャンピオンの種類が、多すぎるからだ。
だから、両方をやることになる。
ここでのポイントは、所要時間が5分以内ということだ。
毎日30分もLoLの練習ができる人は少ない。
数分で終わる確認作業だからこそ、継続できる。
「5分」は感覚論ではなく、データで証明されている
習慣化の研究では、以下のことが示されている。
- 5分でできる目標にすると、成功率は3.13倍になる
- 適切なリマインダーを使うと、成功率は4.47倍になる
- 1日でもサボると、69.1%の人がそのまま行動しなくなる
- 習慣化の法則を守ると、30日継続の成功確率が8倍に高まる
「試合前に統計サイトを確認する」は、
このすべての条件を満たしている。
短時間で完結し、
試合開始前という自然なリマインダーがあり、
毎試合繰り返せる。
しかも5分以下だ。
「分相応をわきまえる」という感覚
以前、ダイヤモンド4のプレイヤーと一緒に遊んだ時の話だ。
彼はトップで対面がわかった瞬間に、
YouTubeで対策動画を見ていた。
私は
「お前、今見るのか?」
と思ったが、
彼は自分自身をよく知っていた。
つまり自分の能力、
この場合はLoLレディネスが低いことを、知っている。
だから、本格的な練習はできないことも
自覚しているようだった。
こういう人間は、
チームの役割の穴を埋めることができる。
他の味方が育っている時に、
回復半減や騎士の誓いを買える人だ。
話した感じはゲーマーという感じではなく、
真っ当に人生のイベントをこなしてきたような、
かなり硬い人だった。
有意義なことは、5分以内のことしかできない。
そういう自覚を持っているかどうかが大事だ。
今回の話の位置
掃除、筋トレ、読書。
世間で「有意義」とされる習慣がある。
やった分だけ、確実に何かが残る種類のものだ。
では、LoLはどうか。
正直に言えば、LoLは有意義な習慣ではない。
ただ、やめる気がない人間にとっては、
問題が一つに絞られる。
そのLoLの中で、
「有意義な習慣」を持てるかどうか。
今回の話は、「人生における有意義な習慣」ではない。
「LoLの中における有意義な習慣」だ。
掃除や筋トレと同じ列には並ばない。
一段下の、LoLという枠の内側にある習慣。
LoLの実力は小さな習慣の集まりで、
少しずつ形づくられる。
対面の確認、ルーンの選択、アイテムの一手。
そういった積み重ねが大事だ。
試合前の統計サイト確認は、
誰にでもできる有意義な習慣と言えるだろう。
終わりに
- 構成ごとの勝率が明確になったため、試合前に統計サイトを確認することが多くのプレイヤーの習慣として定着しています。
- 以前のように勝敗を気にせず好きなようにプレイするスタイルは、実力向上という観点では効果が薄くなっています。
- ロード画面中の数分間を利用して対面相手への戦い方を整理することは、非常に効率的な事前準備となります。
- チャンピオンの種類が多岐にわたるため、すべての対策をあらかじめ記憶して準備しておくことは現実的ではありません。
- 毎日長時間の練習を確保することは難しくても、5分以内の確認作業であれば無理なく継続することができます。
- 5分で達成できる目標を設定すると成功率が大きく上がるということが、習慣化の研究データによって科学的に証明されています。
- 1日でもサボると多くの人が行動をやめてしまうため、試合前という自然なリマインダーを活用することが重要です。
- 自分の実力や限界を客観的に把握しているプレイヤーは、サポートアイテムを買うなどしてチームの穴を的確に埋めることができます。
- ゲーム自体は人生において有意義な活動とは言いがたいですが、ゲームという枠組みの中での有意義な行動を構築することは可能です。
- 対面の確認やアイテムの選択といった小さな行動の積み重ねが、結果として最終的な実力の向上へと繋がっていきます。
冒頭で、私は少しだけ昔を惜しんだ。
勝てるかどうかわからないまま、
好きなチャンピオンを出す。
あの頃の手探りには、自由があったし、
そういうプレイ方法のほうがハッキリ面白い。
統計サイトは自由を削るわけではないし、
再現性を提供してくれる。
しかし面白くなくなる。
面白くなくなる理由は、
たった数分とは言え、
集中して練習しているからだろう。
何も考えずにプレイしたほうが、
取り組みやすいし面白いのだが、
勝てない。
最近のAI事情に近い。