LOLの近代的な話

序盤からスノーボールした時に買うアイテム【女神の涙、ダークシール、カル】

トップ、ミッド、ボットの3ロールの話をする。

序盤にソロキルやダブルキルなどを取った場合、
どのようなアイテムを買うか?

というのが今回の話だ。

LOLをある程度わかってきて、
序盤に順調に育ち素早くファームできるようになると、
色々なアイテムを買うようになってくる。

もっと上手になると、
安定して活躍するようになっていく。

なので今回の記事は誰でも読める内容ではあるが、
エメラルド2以上のプレイヤー向けの話だ。

この記事はパッチ13.21の時に執筆されました。

スノーボール時に買うアイテムの基本的な考え

  • 中盤以降のスケーリングを高める
  • ファーム速度を上げる
  • 敵を捕まえやすくする
  • 賞金を取られにくくする

1 今回の記事の本題で、
女神の涙、ダークシール、カルのうち、
1~2つ購入する。

2 レーナーはウェーブがあるので、
主にジャングラーの場合になる。

とりあえずジャングラーはカルを購入しない。

3 デッドマンプレートやモビリティブーツなどだ。

こういうアイテムは五分の育ちで買っても、
面白いだけになりがちである。

※ 移動速度は強力なCCを持っているチャンピオンじゃないと、五分の時に買うと不利になる

4 ガーディアンエンジェルやゾーニャの砂時計などだ。

素材にストップウォッチがあるのも、
ポイントが高い。

敵に賞金1000ゴールド渡せば、その試合は負けると思っていい。

アイテム枠は6枠しかない

序盤に枠を圧迫するアイテムを並べると

  • 詰め替えポーション
  • 女神の涙
  • ダークシール
  • カル
  • 体力ポーション
  • コントロールワード
  • ミニオン吸収装置

1 へそ曲がりなレーナーじゃなければ、
ほとんどのケースで購入されるアイテムだ。

リコールした時に体力ポーション1個だけあって、
お金が130ゴールド余っている。

そんな時は体力ポーションを売って、
詰め替えポーションを買おう。

2 360スタック溜めて進化させると強い。

特にマナムネ(ムラマナ)は、
エッセンスリーバーを持つガングプランクや、
マナをあまり使わないADジャングラーが持つほど強い。

3 0スタックでも性能が低くないので、
アイテム枠が余っていれば、
APチャンピオンなら購入するアイテムである。

4 女神の涙と違って、
アイテムビルドを変更する必要がないので楽だ。

5~7 使えばなくなるので、
枠の圧迫は考えなくていい。

ダークシールを売るケースはあるけれど、女神の涙を売るケースはない。

AI戦でよくあるケース

まず実戦の前にAI戦で考えよう。

あなたはタロン、キヤナ、ナフィーリの
どれかを使っていたとする。

スタートアイテムは次の2種類のうち、
どちらかだとしよう。

  • ドランブレード+体力ポーション
  • ロングソード+詰め替えポーション

開幕からAIの特性を利用して、
ダブルキルなど取って、
スノーボールするとする。

すると次のようなアイテムの買い方になる。

何を買っても勝てるのだけど、一応実戦に近いアイテムの買い方をする。

ドランブレード+体力ポーションの場合

カルか女神の涙のうち、どちらか1つしか買えない

2つ買うと、
かなりアイテム欄を圧迫する。

  • ブーツ
  • 詰め替えポーション
  • ドランブレード
  • カル
  • 女神の涙

だけで5枠だ。

詰め替えなしでも残り2枠なので、
かなり厳しい。

初手妖夢の霊剣を目指す場合、

  • 1枠ならセレイテッドダーク
  • 2枠ならセレイテッドダーク+ロングソード(コールフィールドハンマー)

というわけで、

  • 現実的なのは女神の涙かカルを、どちらか1個だけ買うこと
  • 2つ欲しいなら詰め替えを諦める

となる。

序盤にアイテム枠が1枠しかないのは、現実的じゃない。
残り2枠でも、少し圧迫されている感はある。

ロングソード+詰め替えポーションの場合

カルか女神の涙、2つとも買える

  • ブーツ
  • 詰め替えポーション
  • カル
  • 女神の涙
  • ロングソード(素材)

安心して買えるわけだ。

パッチノート13.21より引用

実際はパッチ13.20でドランブレードが強くなったので、
あなたがエメラルド2未満ならば、
何も考えずにドランブレードを買っていくほうが無難である。

エメラルド2未満のLOL理解度なら、もっと簡単な部分を埋めたほうがいい。

ミッドAP編

ドランリングスタートしたら

  • 女神の涙
  • ダークシール

両方は買えない。

買えない理由は

  • 値段の関係
  • アイテム枠の関係
  • 性能が真逆な点

である。

APなので普通カルは買わない。

マナ有りAPミシックは強い

先に完成させたほうが、
完成させてないほうをボコボコにできる。

ハラスもオールインのダメージも全然違うので、
当たり前なのだけど、
他のレーンとは少し事情が違う。

  • マナ有りメイジはハラスしやすいスキルがある場合が多い
  • ミッドレーンはプッシュ力が大切なレーンだから

というわけだ。

アイテム枠の関係は
AI戦のアサシンで説明したので飛ばす。

性能が真逆な点

  • ダークシールはアイテム完成が遅れるけど前のめりな性能
  • 女神の涙はマナが増える以外にポジティビティはない
  • どちらを買っても装備の完成は遅れる

簡単に言えば

女神の涙を買うと、ダークシールのスタックを溜めにくくなる

カサディン編

  • 初手ドランリングなら、ダークシールを買わない
  • ダークシールが欲しいなら、初手ダークシール+詰め替えポーションにする

カサディンはRに大量のマナを使うために、
女神の涙は必須アイテムだ。

※ 基礎マナ値も高いので、セラフのシールド効果も気持ち高い。

というわけで、
ダークシールを捨てることになる。

ブラッドミア編

  • 初手ドランリングなら、詰め替えポーションを買わない
  • ドランリング分の値段を浮かしたい時は、初手ダークシール+詰め替えポーションにする

装備を整えるほど

  • ファーム速度
  • 最大体力
  • サステイン

が増えるので、
詰め替えポーションに値段を割くよりも、
APアイテムを増やしたいわけだ。

チャンピオンによって、
文脈は少し違う。

終わりに

  • 序盤からスノーボールした時は女神の涙、カル、ダークシールなどを挟みたい
  • APチャンピオンは普通ダークシールを買う
  • 女神の涙が必須アイテムのチャンピオンは、ダークシールを挟まないことが多い
  • あなたが手練のプレイヤーじゃない限り、初手は何も考えずにドランシリーズを持っていこう

LOLは基本的に

できない味方プレイヤーを助ける

というゲームである。

レートが上がっていくプレイヤーは、
どんな考えかというと

「ヤレヤレ」

と思いながらプレイしている。

こういった村の女性、子供、老人たちに、
狩りで取った獲物を振る舞いたいみたいな気持ちは、
男性ホルモンによる作用らしい。

なので母親のように世話をしてくれる
頼りがいのある女性が、
われわれの前に現れないのは当たり前なのである。


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