広告 考察記事

デカルトの方法序説の話【考える方法の話】

以前女性にコーチングした時、
彼女は

「どうやって考えたら良いかわからない」

と言った。

男性はこういったことを、
抵抗があるので言わない。

その時に教えた方法を書く。

ルネ・デカルトの、
方法序説に書いてある方法だ。

序説とある通り、
500ページを越える大作の
前半78ページらしい。

そんなに難しくない本で、
当時の一般人にも
読めるように書いたそうだ。

今回の記事では、
方法序説の考え方を簡単に説明する。

この記事はパッチ13.14の時に執筆されました。

速断と偏見を避ける

言っていることは誰でも理解できるのだけど、
我々は自分のバイアスに気づきにくい。

例えば妄想ばかり喋る人は、
日常的に目にする。

その理由は簡単で

  • 話し手は”主観的”
  • 聞き手は”客観的”

だからだ。

話し手が訓練されていなければ、
聞き手はすぐ、
おかしな部分に気づいてしまう。

先延ばしも似たようなもので

  • 目の前のタスクが実際よりも重く感じる
  • なので「考えることすら嫌だ」となる

そういう仕組みだ。

口頭での会話なんておかしいのが当たり前なので、いちいち指摘したりはしない。

メタ認知

メタというと近年は、
ゲームの定番初心者用語である。

この場合のメタ認知は

  • Knowledge Monitoring Ability(知識を監視する能力)
  • Knowing about knowing(知ることについて知る)
  • Cognition about cognition(認知についての認知)
  • Understanding what I understand(自身の理解についての理解)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

実際にできる人は少ない。

  • 10代未満で出来たら神童
  • 10代で出来たら優秀
  • 人を使う立場の人は、できなかったら周りに迷惑

だいたいこんなイメージで問題ない。

いつも言っていることだけど、悪役令嬢マンガを読むとわかる。

難問を小さな問題に分割する

我々は難問だと思った時点で、
先延ばしか抑圧する。

※ 抑圧=脳みそが考えないようにフィルターをかける。

なので、
こういったことをする。

「難しいことは分解せよ」と、あらゆる本に書いてある。

単純なことから順序に従って思考する

あなたの友人が、
新しくLOLを始めるとしよう。

その友人は仲間内で賢くなく、
ゲームも上手じゃないとする。

彼が

「俺はアジール使うわ!!」

と言ったら、
やんわりと止めるのではないか?

時系列

LOLも簡単なことから覚えていくといい。

ある程度覚えたら次は

  • 序盤から順番に詰めていく

と上達する。

ブライアン・トレーシー

カエルを食べてしまえ!

だ。

  • 最も重要で難しい仕事
  • 今やらなければ後回しにしてしまう仕事

を最初に片付けることを

「カエルを食べる」

という。

  • 3 単純なことから順序に従って思考する

とは逆みたいに感じるが、
実際は

  • 1 速断と偏見を避ける

こちらに近い。

課題のすべてを列挙して、抜けがないようにする

「何度も見直せ」

ということだ。

仕組み的に当たり前なのだけど、
最初は抜けまくっている。

何度も繰り返さないと埋まらない。

あとは、この記事だけで3回は書いたが

  • 自分がやりたくないこと
  • めんどくさいと思ったこと
  • 嫌いなこと

は気づくのが難しい。

終わりに

  • 速断と偏見を避ける
  • 難問を小さな問題に分割する
  • 単純なことから順序に従って思考する
  • 課題のすべてを列挙して、抜けがないようにする

予定を立ててしまうと、
それを実行しなくてはいけないような気がするので、
予定を立てない。

誰から見ても簡単に改善できる弱点があるのに、
改善どころか気づきもしない。

やはり速断と偏見避けるのが
最も難しい。

関連図書

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著:ブライアン・トレーシー, 翻訳:門田 美鈴
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岩波文庫を読むとカッコいいのだけど、
やはりマンガで◯◯から読むのが簡単だ。

※ 岩波文庫を100冊くらい読むと賢くなるというのが、インテリ界隈ではある。

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